キッチンのゴミ箱は見えないように収納したいですよね。
大きめのゴミ箱が入って、どうせなら天板をつけてキッチンの作業スペースもあるといいな、と。
そうしてIKEAのMETODを使った、35Lのゴミ箱が2つ入るミニアイランドキッチンをつくることにしました。
IKEAのカタログやインターネットで調べると、
通常METOD(メトード)を用いてアイランドキッチンを作る場合、2つのMETODの背をあわせて作っているようです。
今回はMETOD1つでミニアイランドキッチンを作っています。
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主な機能
扉の中にはゴミ箱が入る様になっています。
ゴミ箱をしまえるので部屋に匂いが広がりにくかったり、見た目上もスッキリしたりと一石二鳥です。
左サイドにはIKEAのバッグが2つかけられるフックをつけました。
右サイドにはタオル掛をつけました。
準備(必要なパーツ)
まずは必要になるIKEAの商品とそれ以外のパーツをピックアップします。
必要なパーツ
- METODベースキャビネットフレーム 60x41x80 cm
- EKBACKEN(エークバッケン)ワークトップ
- VEDDINGE(ヴェッディンゲ)扉 30x80cm x 2枚
- UTRUSTA(ウートルスタ)ヒンジ 2セット
- UTRUSTA(ウートルスタ)ダンパー 2個
- BLANKETT(ブランケット)取っ手
- FIXA(フィクサ)フロアプロテクター
- HÅLLBAR(ホルバル)ゴミ箱 35L 2個
- BJÄRNUM(ビャーヌム)フック
- BAGGANÄS(バッガネース)335mm 取っ手(タオル掛として使用)
- オーダー化粧板 80x44cm 2枚
- オーダー化粧板 60x80cm 1枚
- L字金具(背面の化粧板を内側からとめるためのもの)
- 木口テープ(ワークトップの切り口をきれいに塞ぐテープ)
今回選んだMETODベスキャビネットフレームは、幅60x奥行き41x高さ80cmのものです。
これがちょうどHÅLLBAR(ホルバル)のゴミ箱が2つ入るサイズです。
またワークトップはキッチンの棚を組み立てたときの残りを切り出して使用しています。
取っ手は店頭廃盤になってしまっていたので、メルカリで仕入れました。
また、脚にはキャスターを付ける予定でしたが、高さが高すぎて圧迫感のある印象になってしまったのでフェルト(FIXA フィクサ)を貼って移動させない作りに変更しました。
オーダーの化粧板は楽天で購入しました。
IKEAの化粧ボードには思ったようなサイズのものはありませんでした。また大きめの化粧板を両サイドの板も切り出してしまっては切り口が丸見えで見た目が良くないと思いオーダーにしました。
METODは通常、背面を壁につけるため化粧板の切り口も背面に向けて使用します。
化粧板、これが一番高かったかもしれません。
厚さ15mmで、
ベースキャビネットフレームの背面に幅60x高さ80cm、
両サイドに44x80cmの化粧板を貼る設計です。
組み立て
まずはMETODのキャビネットフレーム組み立てます。
付属する背面用の薄い板と金具などはつけずおきます。
キャビネットフレームの両サイドに化粧板を貼り付けキャビネットの内側からビスで止めます。
このとき化粧板が前後15mmずつフレームから飛び出すようします。
背面の化粧板はL字金具を用いて内側からとめます。
厚みが15mmの板なのでちょうど両サイドの化粧板に挟まれるような形になります。
ワークトップは取っ手の厚みも考慮して切り出し、
サイドの切り出し口はワークトップに付属する木口テープで、背面はホームセンターで買い足した木口テープを使いました。
背面、木口テープの処理の写真です。
ワークトップ左サイドが付属の木口テープ、右がホームセンターで買った木口テープです。
若干色や模様は違いますが、きれいに仕上げられたと思います。
最後は左サイドに折り畳めるフックを2つ、
右サイドには取っ手のBAGGANÄSをタオルハンガーとしてつけて完成です。
制作難易度と使用した工具
制作難易度 ★★★☆☆
組み立てなどは時間はかかるもののそんなに難しくありません。
しかし、化粧板をオーダーしたり、
ワークトップと似た色の木口テープを探したりパーツを揃える時点でかなりの労力がかかりました。
そこまでこだわらなければいいのでしょうが、結果全体的には難易度は星3つです。
METODを組み上げた経験のある方にはそんなには難しくありませんので、余ったワークトップがある方はぜひ(笑)
必要な工具
- インパクトドライバー
- 丸のこ
- 紙ヤスリ
- カッターナイフ
- 接着剤
- 木ネジ
使用した工具はインパクトドライバーや丸のこなど大きめの工具もありますが、DIYがお好きな方は買っておいても損はないと思います。
インパクトドライバーは全体のネジどめに、
丸のこはワークトップの切り出しに(真っ直ぐ切るためのガイドもあるといいです)、
ヤスリは切り口を整えるのに、
接着剤は木口テープを貼る
カッターは木口テープをカットするのに使用します。
木ネジは様々な長さのものがあるといいと思います。
化粧板の厚みの分、場所によって長さを変えて使用しました。
レビュー
うちの狭い3階建てのキッチンではワークスペースが限られており、
妻と二人でキッチンに立つときはとても活躍します。
また、普段はSoundcoreのスピーカーをおいて音楽を流したり、iPadやスマホで動画を流したりして使っています。
ゴミを捨てるのに扉を開けるワンステップ追加されたことはマイナスかもしれませんが、それ以上にキッチンダイニングスペースからゴミ箱が見えなくなったことで非常に満足しています。
あまったワークトップを活用したくて作り始めたようなところがありましたが、化粧板など気づけばどんどん予算が膨らんでしまったのは予想外でした(泣)