この記事のコンテンツ
スマート家電・スマートホームとは?
スマートホームという言葉はよく聞くようになったけど、実際にはどのようなものかよくわからないという方も多いと思います。
スマート家電とは一言でいうと、お手持ちのスマホから家電や照明を操作できる家電のことです。
最近では音声認識操作で「Siri」や「アレクサ」、「OK Google」などと話しかけるだけで家電を操作可能になっています。
またこれらは出先からも操作が可能で、長期間留守にする場合などは、出先から照明を操作することで防犯対策としても役に立ちます。
IKEAの家電にはありませんが、
他メーカーのスマート家電では、”リモコンで操作が出来る”エアコンや加湿器などといった家電も出先から操作可能なものも。
家に帰る前、エアコンで部屋を最適な温度にしたり、タイマーで毎日決められた時間にカーテンを開けたりすることなどもできます。
IKEAのスマート家電 TRÅDFRI(トロードフリ)
IKEAのスマート家電は特に照明に特化しているのが特徴的です。
トロードフリは、
- スマホから照明を操作
- リモコンで操作
の2つの使い方ができます。
しかしリモコンを使った操作は、リモコンの届く範囲内でのみ操作になってしまうため、スマート照明と言うには少し物足りません。
スマホから操作するには、まずは下で説明する『ゲートウェイ』の準備が必要になります。
ゲートウェイ
ゲートウェイはLANケーブルでインターネットに接続して使います。
スマホから操作すると、インターネットを通してゲートウェイに接続され、
ゲートウェイが照明にリモコン操作を行います。
つまり、『ゲートウェイはインターネットに接続された照明のリモコン』ということです。
しかし!
後述しますが、このゲートウェイには弱点があります。
それは、有線でのインターネット接続しかできず置き場が限られてしまうということです。
また本体のサイズが多きめであるのもデメリットと言えるでしょう。
価格 ¥4,499
(Familyメンバー価格¥2,999・2021/03/08現在)
対応システム:Amazon Alexa、Apple HomeKit、Google Assistant、Sonos
高さ: 45 mm
直径: 110 mm
コードの長さ: 1.80 m
リモコン・調光器・ショートカットボタン
リモコンは直接照明の操作をすることができます。
一般的にいうスマート家電ではありませんが、調光機能などが手軽に使えます。
1台で最大10個の照明を同時に操作ができるので、
METODキッチンの照明や、テレビ台のBESTAの照明などにはもってこいです。
主な機能は
- 点灯
- 消灯
- 光色の選択
- 色温度の選択
最大距離は10m、電池駆動で2年間動作するようです。
価格 ¥1,499
リモコンには調光機能だけのものもあります。
調光器は、
- 点灯
- 消灯
- 調光
が可能です。
同じく10m、電池駆動で2年間動作可能。
価格 ¥799
またショートカットボタンは、ゲートウェイと合わせて使える物理ボタンで、
IKEA Home smartアプリから設定したシチュエーションを、
スマホを使わずにボタン一つで完了することができます。
たとえば、『家中の照明を切る』設定をして、ショートカットボタンを玄関に設置。
出かける時にショートカットボタンを押すだけで、家中の照明を切ることができます。
価格 ¥799
LED電球・照明
トロードフリの照明は、明るさや色、ソケットタイプによって様々なラインナップがあります。
例えば一般的な電球のサイズ明るさ(E26, 60W相当)のもので、価格¥799
METODで使えるキャビネット照明や、ワークトップ照明もトロードフリに対応しています。
でも他のメーカーのスマート照明がおすすめ!
と、ここまでIKEAのトロードフリを解説してきましたが、
正直、他のメーカーの方がおすすめです。
私自身もSwichBotというスマート家電を使用しています。
他メーカーがおすすめの理由
- 安い
- Wi-Fi対応
- 拡張性がある
まずは値段についてです。
たとえば、スマート照明の中には電球そのものがAmazon EchoやGoogle Homeに対応しているものもあります。
であればその電球を買うだけで、手持ちのAmazon Echoなどのデバイスから操作できるようになります。
すると、トロードフリのゲートウェイと電球を合わせて買うよりも安くなるはずなのです!
またAmazon Echoなどのデバイスをお持ちでない方でも、
SwitchBotと赤外線リモコン付きライトを購入することでスマホから操作が可能になります!
この場合は値段の差はほとんどなくなりますが、
・SwitchBotはWi-Fi接続であること(トロードフリのゲートウェイは有線LAN)
・すべての赤外線リモコン家電に対応できる拡張性
を考えればトロードフリよりも使い勝手が良いのは言うまでもありません。
他のメーカーでスマート照明の環境をつくるには?
では、そのSwitchBotでスマート家電環境を作るにはどのようにしたら良いのでしょうか?
これは実はトロードフリよりも簡単で、
SwitchBotの『ハブ』を購入して(Hub mini)、スマホの専用アプリからWi-Fiネットワークに接続します。
つづいて赤外線リモコン付きのシーリングライトや家電を購入して、リモコンをハブに読み込ませます。
エアコンやテレビといったリモコンも登録できます。
多くのメーカーのリモコンは予めアプリに入っているので、登録時にメーカーを選択するだけで登録が可能です。
もちろん、アプリからSiri・アレクサなどに接続も可能です。
まとめ
今回はIKEAのスマート家電にトロードフリについて解説しました!
とはいえ、本当のところはSwitchBotがおすすめです。
SwitchBotはWi-Fi接続で小型なので、USB電源さえあればある程度どこでも設置できます。
うちはキッチン横のスイッチ類の壁に貼り付けて使っています。
ただし、もしかしたら今後IKEAのスマート家電も進化して、照明以外にもスマート化(IOT化)されるかも知れませんね!
進化に期待!